金魚の日和下駄

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<<   作成日時 : 2010/09/02 15:34   >>

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気がついたら9月でした

8月は1日しかブログを更新していませんでした
すびばせん

だって〜暑くて暑くて
記事を書く気にもなれなかったんだもん

9月になっても、相変わらず暑いです
8月より暑いってウワサが…

さて、先日母が、引っ越し以来
開けてないダンボールを開いたら

未使用の帯締やら帯揚やらが
出てくるわ出てくるわ

母がデパートの呉服売り場に勤めていたときに
買ったものだそうで、もちろん全て正絹

「小物は結構あるのよね〜」などと言っていたが
ありすぎでしょ!

これから二人で一生かかって
使っても使いきれるかしら?

着物で出かける機会もそうなさそうだし…

そんな荷物と一緒に出てきたのが
昭和47年の新聞

昭和47年といえば、西暦1972年
今から38年前です

そこに、新宿のあるデパートの
呉服の売り出し広告が載っていたのですが

きものや帯の値段を見てみたら

袋帯     50,000円
訪問着   98,000円
中振袖  135,000円
(まだ消費税はありませんでした)

って、これ今の値段と
あまり変わらなくないですか?

日本舞踊の月謝だって
当時の倍以上になってるっていうのに

ま、それはさておき
当時が高いのか、はたまた今が安すぎるのか

もちろん紬やウールなど、ふだん着物は一切ナシ
全て振袖や訪問着と、絢爛豪華なよそいきばかり

この広告を見て、私はつくづく思いました
「あ〜これではきものを買う人はいなくなるよな〜」

こんな成人式や結婚式にしか着られないきものを
ここぞとばかり高い値段で売りつけられたら

きもの離れが起こるのも当然でしょ
特に若い人になんか到底手が出ません

自慢ではないですが
私は成人式の振袖を自分で買いました

たしか日本橋の高島屋だったと思います
お正月過ぎのセールで仕立て上がり1万5千円でした

裏は化繊でしたけどね
ハタチの私には、それでも大奮発でした

とても、この広告にあるような振袖や帯を
若い人たちが買えるとは思えないし

もっと普段にきものを着たいと思ってる若い人が
もしいたとしても、売ってなければ買えないのです

そしてまた、きものの値段が
変わってないということは

それを作る方々の手間賃もまた
38年間変わってないということになります

これもまた大問題です

安くきものが買えるのは有難いけれど
このままでは良い作り手がどんどんいなくなる

これでは、きもの文化が衰退するわけだ…と
一枚の広告を見て、ついシミジミしてしまいました



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
とある
クラフトギャラリー屋サンの話。
景気が悪くなってから、
今までは、売れていた値段でも
売れなくなってしまい
買ってもらう為には、値段を変えるしかなく…。
しかし、手間賃・材料費などの必要経費に
加え、作家のプライドも削られる為
クラフト屋に、商品を託す作家が減ったり、
レベルが落ちたり…。

中には、値段を変えない作家サンも
いるそうですが、
そんな作品を買って行くのは、
外人サンばかりなのだとか…。
風花
2010/09/06 00:05
風花さん
いつも訪問ありがとうございます
着物好きの漫画家、近藤ようこさんも「マンガ家の原稿料も同じ」と嘆いてらっしゃいました

このままでは、あらゆる分野で良い作り手がどんどんいなくなってしまう…

買い手の方にも問題あるのでしょうが、売り手の都合もあり…

難しい問題ですねぇ
金魚堂
2010/09/06 12:41

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